rokyubu's blog

バスケットボールが大好きなんです。

だから、俺の知ってるサッカーの話をしよう。

NBA が終われば、バスケットボールの話題なんか吹っ飛んで

サッカーワールドカップ一色だな。

日本では仕方のない事だろう。

日本人の横並び特色やサッカーの実力が多少世界に近づいている。

という事が日本人の心を刺激するするのだろう。

勿論、マスコミの持ち上げる営業戦略も大きい。

 

だから、俺の知ってるサッカーの話をしよう。

オリンピックメキシコで銅メダルを獲った時の選手の話だ。

そいつは「ガマ」と呼ばれてた。

そいつが、高校の時にコーチをしておられた先生に聞いた話だ。

俺はそのコーチ先生に担任して貰ったから聞けた話だ。

 

それは、「ガマ」の逸話でもある。

古い昔の事で今のようにウエイトトレーニングの為しっかりした設備等

なかった時代だ。

それぞれのクラブが工夫を凝らしてウエイトに役立つ物を手作りしていた。

鉄棒の棒の外れた部分にセメントで固めた重りを両サイドにつけて

ダンベル代わりに使っていた2、30キロはあったろう、

それを持ち上げて力を競っていたと思いねぇ。

身体の大きなYくんが「ふうふう」云いながら何回か持ち上げていた。

そこへ、あの「ガマ」がやって来て。

 なにやってんのや

 ちょっとかしてみい。

と言うなり、片手でぐいと持ち上げて

 なんやこんなもん。

何回も上げたり下ろしたり。

それを見てた他のサッカー部員達はポカーン。

信じられないのか声も出なかったらしい。

 

もう一つ、NHKの取材とか言っていたけど。

胸の高さぐらいに一直線に板を1メートル位、等間隔に10枚程並べて

「ガマ」がけったボールがその板を叩き割ると云う。

一般大衆が喜びそうな事をやったと云う。

 そんなもん一発や。

 

コーチ先生はおっしゃった。

 

このコーチ先生は、バスケットボールの練習もよく覗きに行った。

と言われる。

 なんでですか?

当然、バスケットボールをやっていた者としては俄然興味がわき聞いた。

 そら、おまえ

 インターハイ全国大会で勝ちよるチームやで、どんな練習しよんのか見たいやんけ!

 その頃そのバスケチームはゾーンプレスゆうのやっててやな。

 どんなもんか見たいやんけ。

ほう、それでどんなもんでした。と、聞いた。

 なんとのう、判った様な判らん様なもんやったな。

なんでそんなもん知りたかったン。

 おまえなぁ。

 攻撃は「ガマ」にボール渡したらガツンと入れよる。

 そやけど、守れへんかったらどうしょうもないやんけ。

そんな話を居酒屋でコーチ先生にじっくり飲みながら聞いた。

じつに素晴しい先生です。

 

「ガマ」と言うのは時々サッカー世間を騒がしている釜本邦茂さんのことです。

一度釜本邦茂さんが蹴ったボールの弾道を見た事があるが、正直恐怖を感じた。

それほど凄かった。

 

これが俺の知っているサッカーだ。